12月8日深夜に発生した、青森県東方沖を震源とする地震で、各市町村などによりますと、これまでに被害は確認されていないことが分かりました。
8日午後11時15分ごろに発生した、青森県東方沖を震源とするモーメントマグニチュード7.4の地震では、宮城県内では登米市で震度5弱を観測し、沿岸部には一時、津波注意報も発表されました。
各市町村や警察・消防への取材によりますと、これまでに宮城県内に被害は確認されていないということです。
こちらは、気仙沼市大島の養殖施設です。7月のカムチャツカ半島沖の地震による津波では、養殖いかだが津波によって流されるなどの被害を受けましたが、今回は被害はなかったということです。
一方で、北海道・三陸沖後発地震注意情報が出されているため、今後も警戒を続けたいとしています。
ヤマヨ水産 小松武社長
「出荷はしたいが、作業の安全、従業員を含めて、そういったことを優先したい」
政府は今後1週間程度、地震や津波に備えて、防災対応をとるよう求めています。