宮崎県内で4月に初めて確認された豚熱の感染は46例にまで拡大しています。

豚熱は、アフリカ豚熱と違ってワクチン接種などが可能ですが、県内では野生のイノシシへの感染が広がっています。

宮崎県内では小林市や都城市、高原町で豚熱ウイルスに感染し死んだ野生のイノシシが見つかるなど46例確認されています。
11月には鹿児島県霧島市でも確認されました。

自然の中でウイルスが拡散している状態で、県は捕獲の強化や感染が確認された区域に経口ワクチンを散布するなどして感染の拡大を防ぐ対策を進めています。

県は養豚場へ防護柵などで野生動物が侵入しないようにする対策の徹底や、農場入口での消毒などを呼びかけています。

県内では1980年以降、養豚農場での豚熱は確認されていません。

テレビ宮崎
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