サッカーのJ1リーグは12月6日が2025シーズンの最終戦。ファジアーノ岡山は11試合ぶりの白星を飾り、「J1元年」を13位で締めくくりました。

最終戦はアウェーで清水エスパルスと対戦。サッカー専用スタジアムに訪れた約2万人の清水サポーターにも屈せずファジアーノは11試合ぶりの勝利へ、執念を見せます。

後半18分、ディフェンスの裏に抜けたボールを99番・ルカオがしぶとく粘りシュート。ルカオの2025シーズン5点目でファジアーノが先制します。

すると、後半31分には右サイドからの木村太哉のクロスを江坂任が技ありボレー。2025シーズン、最前線で走り続けたフォワード陣が最終戦で結果を残します。

その後、1点を返されますが、ディフェンス陣が奮起します。試合終了間際に守護神・スベンド ブローダーセンがファインセーブ。ファジアーノが清水を相手にJ2時代も含めて初めて勝利し、順位を13位に上げ、J1元年を有終の美で飾りました。

(今季6ゴール ファジアーノ岡山 江坂任選手(33))
「厳しい中で今季戦ってきたし、それが勝利で終われたことはほっとしている」

(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「(今季の評価は?)シーズンを通していえば課題も多いし、よくやったと思える瞬間も多かったが、まだまだ。まずは来年もJ1で戦えることを勝ち取ったことは「良」なのだと思う」

リーグ戦を終えたファジアーノは7日、チームを解散。次のJ1リーグは2026年8月に開幕。それまでの移行期間は、J1の20チームが西と東に分かれて戦う「百年構想リーグ」が行われます。

岡山放送
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