高松市多肥下町の土木工事業「栄光建販」が高松地方裁判所から破産開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。
東京商工リサーチ高松支社によりますと、「栄光建販」は1984年設立の土木工事業者です。土木工事や建機リース業を手がけ、ピーク時の1992年6月期には年商約1億5500万円を計上していました。
しかし、2002年6月期以降は競合激化もあり、年商は毎期1億円を下回り、2023年6月期には年商約2600万円にまで落ち込んでいたということです。
債務超過も拡大傾向をたどり、その後の業績は分かっていませんが、資金繰りが限界に達したことから、今回の事態になったものとみられています。
負債総額は約5000万円(推定)とみられています。