今シーズン限りで現役を退くサッカーJ1・ファジアーノ岡山のゴールキーパー金山隼樹選手が12月10日に引退会見を開き、今後の目標を語りました。

(金山隼樹選手)
「『クラブコミュニケ―ター』という役職をもらい、チームの魅力を知ってもらえるように 橋渡しができるような存在になりたい。」

金山隼樹選手は島根県出身の37歳。2011年、当時JFLだった長崎でプロキャリアをスタートさせ、その後、札幌でも活躍し2018年にファジアーノに加入しました。

以来8シーズンの間チームの精神的支柱として試合に出ない時も仲間を鼓舞し続けた金山選手。クラブ初のJ1で戦った今シーズンはホーム最終戦のみの出場にとどまりましたが試合後には引退セレモニーが行われ、大勢のサポーターがチームの功労者を労いました。

2026年からはファジアーノの「クラブコミュニケーター」としてメディアへの出演や営業活動などに携わるということです。

(金山隼樹選手)
「こんなに岡山県のファジアーノを 愛している人が多い地域はなかなかない。どんな時でも背中を押してくれる人たちが 多いことが岡山県の魅力でもある。少しでも選手を身近に 感じてもらえるようなことができれば。」

岡山放送
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