高松市池田町の造成工事・土木工事業の「ウエスト」が事後処理を弁護士に一任し、破産申請の準備に入ったことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。
東京商工リサーチ高松支社の発表によりますと、「ウエスト」は2014年設立の造成工事・土木工事業者です。
建設現場で土地の造成や土木工事を手がけ、地域の建設会社や不動産開発業者からの受注を主体に請け負い、2020年4月期には売上高約2億8000万円を計上していました。
しかし、その後は受注が伸び悩み、売上高は1億円台にとどまり、2021年4月期以降、4期連続で赤字を計上し、債務超過の状態に陥っていたということで、2025年4月期に入っても受注状況は好転しなかったということです。
負債額は2024年4月末時点で7655万円とみられていますが、その後変動している可能性があるということです。