毎週金曜日はウェザーニューズの気象予報士に聞く「お天気箱」をお送りしています。
今回も担当は甲斐隆宏さんです。よろしくお願いします。テーマは「大雪」です。
【甲斐気象予報士】
7日、日曜日は二十四節気のひとつ、大雪となります。
山地では雪が積もり、平地でも雪がちらつく頃で本格的な冬の始まりとなっています。今週は今季一番の寒気が流れ込んで冬らしい寒さとなりましたね。
5日も最高気温は10.9度と、年末年始を思わせる寒さとなりました。
1959年1月17日の佐賀市の観測史上最大の降雪量は何センチだと思いますか?
【甲斐気象予報士】
正解は16センチです。この時もやはり西高東低の冬型気圧配置となって大雪となりました。この日は最高気温も0度以下の厳しい寒さとなりました。
【アナウンサー】
今週は寒かったですが、この先も寒さが厳しくなりますか?
【甲斐気象予報士】
この先の1カ月予報を見ていきますと平均気温は平年より高くなりそうです。
大陸からの高気圧が張り出してはきますが、冬型が強い状態が続く感じではなさそうです。
そのため、降水量は少なく、日照時間は多くなるでしょう。まだまだ先ではありますが、年始の初日の出も楽しめるかもしれませんね。
【アナウンサー】
週末の天気は?
【甲斐気象予報士】
6日土曜日も高気圧に覆われて穏やかな晴れの天気となるでしょう。朝は今季一番の冷え込みとなりそうです。伊万里市や嬉野市では氷点下の冷え込みとなるでしょう。
7日、日曜日も大体晴れて行楽日和となりそうです。最高気温は、18度で、この時期としては暖かく過ごしやすくなるでしょう。
8日以降も晴れたり曇ったりの天気となるでしょう。最高気温は平年より高い日が多くなりそうです。