12月4日の山陰地方は、この冬一番の冷え込みとなりました。
特に今朝山間部では若桜町など鳥取県東部で今シーズン初めての積雪を記録しました。
鳥取県東部の山間にある若桜町。
3日から断続的に雪が降り、一夜明けた今朝はすっかり雪国の様相です。
町の中心部若桜駅前でも…。
作野俊介記者：
午前8時半です。雪が降り続いていて歩道などが真っ白になっています。
道路には、5センチほどの雪。街なかでは今シーズン初めての積雪となりました。
これは山陰地方の上空に、この冬最も強い寒気が流れ込んだためです。
若桜町民：
雪が降ってもらわないと、スキー場があるので。
若桜町としては恵みの雪だと思います。
あんまり降りすぎるのも困りますが、適度に降ってほしい。
このほか、智頭や隠岐の島町西郷でも今シーズン初めて雪が積もり、本格的な冬の訪れを告げていました。
一方、3日に初雪を観測した島根県松江市。
雪は積もりませんでしたが、今朝の最低気温は0.7℃。
今シーズン最も強い冷え込みとなりました。
各地の最低気温は鳥取1.4℃、米子1.1℃などとなりました。
観光客：
天気予報で雪マークが出ていて、これは寒くなるなと思って防寒対策をしてきました。
4日朝の大山。
氷点下の寒さの中、積雪15センチを記録していて大山寺地区は一面が銀世界となりました。
だいせんホワイトリゾートのゲレンデに向かうと…。
イヌも雪に喜んでか…「庭」ならぬ「ゲレンデ」を興奮気味に駆け回っていました。
12月20日のスキー場開きを控える中、関係者は年末にかけての寒波に期待を寄せます。
だいせんホワイトリゾート・尾関雅大さん：
今シーズンたくさんの積雪の中で安全にお客さんにお越しいただけるよう準備を進めていきたい。
