4日朝早く、山口・宇部市の広い範囲でガス漏れが発生しました。
それが原因とみられる火災の通報も相次ぎました。
警察などが原因を調べています。
ガス漏れが発生した住宅からテレビ西日本・久井斐代里記者が中継でお伝えします。
こちらの住宅では、4日午前6時半過ぎにお米を炊こうとしたところ、シューッとガスコンロから音がして、いきなり火が上がったということです。
実際にガスコンロを見てみますと、ガス栓の栓の部分が焦げてしまっているのが分かります。
高さ50cm辺りまで火が上がり、上に設置されていた棚は焦げて撤去したということです。
この住宅に住む石川通夫さんにお話を伺います。
――火が上がって元栓はどうした?
石川通夫さん:
元栓は切りました。
――元栓を切っても火が上がってきた?
石川通夫さん:
そうです。
――火が上がってからどういった行動を取ったか?
石川通夫さん:
最初にタオルをぬらしてかけたが収まらなかったので、今度は毛布をぬらしてかけました。
そしたら火が小さくなったんです。
――ガスが使えず一番困ることは?
石川通夫さん:
食事の支度ですね。ごはんは近くの弁当屋さんで買おうかなと思います。
――今、一番願っていることは?
石川通夫さん:
ガスが復旧することが早いほうがいいと思います。
実際に宇部市では全世帯、市内全域約1万2000世帯でガスが停止していて、復旧のめどはたっていないような状況です。