政府閉鎖の影響で延期となっていたアメリカの9月の雇用統計が発表され、景気動向を反映する非農業部門の就業者数は市場予想を上回りました。

アメリカ労働省が20日に発表した9月の雇用統計によりますと、景気の動向を反映する非農業部門の就業者数は、前の月から11万9000人増加し、5万人程度の増加を見込んでいた市場予想を大きく上回りました。

一方、失業率は前の月から0.1ポイント悪化し、4.4%でした。

9月の雇用統計は当初、10月3日に発表する予定でしたが、アメリカの政府閉鎖の影響で約1カ月半遅れての公表となりました。

労働省は既に10月の雇用統計の発表見送りと11月の雇用統計の発表日程の変更を明らかにしていて、FRB(連邦準備制度理事会)は、金融政策を決める12月の会合で最新の雇用情勢を把握できない中での判断が迫られます。

フジテレビ
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国際取材部
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