岩手県盛岡市の中学校で11月20日、東京の老舗のバレエ団による公演が行われました。
20日は設立76年の歴史をもち、東京を拠点に活動している谷桃子バレエ団が盛岡市立土淵中学校を訪れ、1年生から3年生157人を前にバレエを披露しました。
20日は公演に先立ち、ターンなどバレエの基礎的な動きについて、団員が実技を披露しながら説明しました。
事前に体験を希望した生徒たちはプロの団員に体をもち上げられる「リフト」を体験しました。
20日、上演された「レ・ミゼラブル」は、フランス革命前夜、一切れのパンを盗んだために投獄された主人公の波乱に満ちた生涯を描く悲劇です。
生徒たちは、言葉を使わず表情や踊りだけで全てを表現する団員たちの姿に見入っていました。
生徒からは「体全体で表現していたからとても伝わった」「緊張したけれど、優しく教えてくれたので良かった」などの声が聞かれました。
この公演は、文化庁の事業の一環で行われたもので、21日も市内の北松園中学校で上演されます。
(岩手めんこいテレビ)