岩手県競馬組合は、11月20日、2024年度の利益の中から2億500万円余りを、県などからの融資に対する返済に充てることを決めました。
返済は5年連続で、額としては過去最高となります。
20日は、県競馬組合議会の定例会が開かれ、2024年度の決算と2025年度の補正予算案が認定・可決されました。
2024年度の岩手競馬は、インターネット販売が好調だったことなどから、当期利益は約4億1100万円となりました。
これを受け、組合では県や奥州市、盛岡市から受けている約330億円の融資に対し、2億500万円余りを返済に充てることが議決されました。
返済は当期利益の半分を充てることになっていて、今回で5年連続の返済となり、額としては過去最高です。
残りは約320億円となります。
組合では今後について「来場者を増やしながら黒字を死守できるよう、経営に取り組んでいく」としています。
(岩手めんこいテレビ)