世界有数のクラゲ展示数を誇る鶴岡市立加茂水族館について、鶴岡市は半導体メーカー「東北エプソン」が命名権を取得したと発表した。
(鶴岡市・佐藤聡市長)
「加茂水族館のネーミングライツパートナーは、東北エプソン株式会社様に決定いたしました。施設の通称は“東北エプソンアクアリウムかもすい”となります」
鶴岡市が募集していた加茂水族館のネーミングライツには県内から2件の応募があり、酒田市で半導体やプリンター部品を手がける「東北エプソン」が命名権を取得した。
契約期間はリニューアルオープンする2026年4月1日から5年間で、命名権料は年間800万円・総額4000万円となる。
加茂水族館はクラゲ展示室の拡大や研究所移転のため、2024年から大規模な増改築工事を行っていて、11月から臨時休館し2026年4月のリニューアルオープンを目指している。
命名権料として得た収入は、将来の改築費用や教育活動に充てられる予定で、2026年春のリニューアルから「東北エプソンアクアリウムかもすい」としてスタートする。