宮城県松島町で車を運転しコンクリートののり面に衝突させ、一緒に乗っていた知人3人を殺害しようとしたとして、76歳の男が逮捕された事件で、現場にはブレーキの跡がなかったことが新たに分かりました。

殺人未遂の疑いで11月20日、送検されたのは、松島町磯崎の無職、加藤正行容疑者(76)です。

警察によりますと、加藤容疑者は、11月13日の夕方、松島町の路上で運転する軽自動車をコンクリートののり面に衝突させ、乗っていた未就学の男の子、10代の男性、70代の女性の3人を殺害しようとした疑いが持たれています。

その後の警察への取材で、事件現場には目立ったブレーキの跡がなかったことが新たに分かりました。

車は縁石を乗り越えてコンクリートののり面に衝突していて、警察は事件の詳しい経緯を調べています。

仙台放送
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