11月18日大分県大分市で発生した火災では、強風による延焼で170棟以上が焼けました。
現地にはテレビ宮崎の早瀬記者が入り取材しています。
住民は今、失意の中にいます。
(早瀬純哉記者)
「火災発生から40時間たった今でも規制線はとれずまだ鎮圧の目途は立っていません。住宅地を見ると煙がかっているのが見えます」
山林から見える白煙。
出火して3日の20日も消火活動が続いています。
「家に行きたい」という人も上空からの消火活動が続いているため「入れない」と説明を受けていました。
(大分市佐賀関の住民)
「私が最初から住んでいた家だから走って帰ったらどんどん火が来ていて『えっ、うちの家』と思ってきのう朝から涙が出てだいぶとまってきて」
Q荷物はこれだけ
「これと仕事の服だけだった。もう家ないから何も仕方ないな」
女性は何度もため息をついて「仕方ない」と繰り返していました。