韓国南西部の海域で19日、乗客・乗員267人を乗せた旅客船が座礁した事故で、韓国メディアは乗客全員の救助が完了したと報じました。
19日午後8時20分ごろ、韓国南部の済州島から南西部・木浦(モクポ)に向かっていた旅客船が座礁しました。
船には乗客・乗員267人が乗っていて海洋警察などが救助にあたっていましたが、韓国メディアによりますと、午後11時半頃、乗客全員の救助が完了したということです。
船内への浸水は確認されておらず、船員は船のえい航作業などのためにとどまっているということです。
この事故により複数の乗客が座礁の衝撃で軽いけがをしたということですが、海への転落被害などは確認されていないということです。
アラブ首長国連邦を訪問している李在明(イ・ジェミョン)大統領は、人命被害が出ないよう迅速に対処するよう指示しています。