出社したくなるオフィスの体験イベントが行われました。

人材派遣大手パソナはアサヒ飲料とカゴメと共同で、健康経営やウェルビーイング向上につながるオフィスの体験型イベント「オフィスに『癒やしとひらめきの森』」を開催しました。

強炭酸をつくれる機械に、オフィスでの野菜栽培。
さらに、森林浴ができる空間などを設置。

森の中を再現したオフィス空間では、森林浴をしているかのような香りと小鳥のさえずり、そして葉っぱから漏れる木漏れ日を感じながら仕事ができるということです。

オフィスの緑の多さは、ストレスだけでなく疲労も軽減されるという研究結果も。

特に、眼精疲労を和らげる効果が高いということです。

オフィス家具の製造販売などを行う会社の調査によると、オフィス環境への満足度は4割弱。
また、あまり満足していない人のうち、4人に3人が「出社したくない」と思っていることも分かりました。

来場者は「弊社はフェイスtoフェイスのコミュニケーションを大事にしているので、会社に来たことで+αみたいな。会社に来ることで健康になれるとか、会社に来ることで働ける仕掛け作りをしたい」「コロナ禍以降、出社率がある程度上がってきている。ただの場所としてよりももっと働きやすさ、コミュニケーションの取りやすさ、生産性も含めて会社としては課題になっている」と話します。

アフターコロナで出社回帰の企業が増える中、新たなオフィス作りが求められています。

パソナ日本総務部・岩月隆一副社長:
人が元気になる、ストレスが下がる。そういう空間が増えれば、働く方々もより元気なるし、それによって日本が元気になる。そういうことを目指しているので、パートナーをどんどん増やして、3社4社5社、仲間を増やしてその潮流をつくっていきたい。

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