こうした状況の中で未だ鎮火にいたっていない今回の火災。
どのように火が広がっていったのか。また、現場の街並みなどについて詳しく見ていきます。
佐賀関の地図です。火事は佐賀関漁港に面した住宅密集地のこのあたりで発生したとみられています。
その後、火は建物から建物へと延焼を続け山林の方へ向かって燃え広がっていきました。こちらが延焼した範囲で住宅地の一部をすっぽりと覆うほどの広大な範囲です。
火が広がる中、現場付近の住民は延焼している方向とは逆の方向にある佐賀関市民センターに避難をしました。
さらに、強風に煽られた炎は火元からおよそ1.4キロメートル離れた離島にも燃え移りました。
一方、こちらは火事が起きる前の現場周辺の街並みです。木造住宅などの建物が密集していることが分かります。
道幅も狭く車1台がやっと通れるかといった状況です。
古い住宅も多いということでこうした街並みが被害拡大に影響したとみられています。発生から24時間以上が経った今も鎮火に至っていない今回の火災。少しでも早い鎮火が待たれます。