北海道札幌市の桑園エリアが大きく変わります。
スーパー銭湯「極楽湯」の跡地でJR北海道が開発していたマンションと商業施設が2026年2月に完成することがわかりました。
「(札幌市内の小学校で)クラスが減っている中で桑園地区の小学校ではクラスがかなり増えている。そういった子育て世帯が桑園地区にまだまだ増えるだろうというところを意識しながら開発をしていきたい」(JR北海道 綿貫泰之社長)
札幌市中央区北3条西12丁目のスーパー銭湯の跡地に2026年2月に完成する「ジュノール札幌植物園」。
1階にカフェが入る14階建ての全78戸の賃貸マンションで、入居の受け付けは11月22日からです。
入居者は「Kitaca」の定期券を持っていれば、運賃の20%がチャージ還元されます。
商業施設には2階にドラッグストア、3階に4つのクリニックやフィットネスジムなどが入ります。
「今、桑園ではJR北海道が開発を進めるマンションが続々と建設されています。こちら分譲マンションの建設現場です。再来年にも完成予定です」(蒲生美緒記者)
ここ数年、桑園エリアで進む再開発。
2024年に完成した賃貸マンションに加えて、分譲マンションやスーパーなどが入る商業施設も2027年に誕生する予定です。
周辺住民は…
「たくさんマンションができたら、若い人たちが入ってきているのでにぎやかになっていいなと思います」
「夫が転勤族だったので「”終の棲家”は札幌にしようか」と言っていた。ホームセンターができたり、新しくスーパーができたりしているので、正解だった」(いずれも周辺住民)
産官学連携の交流施設やワイナリーなどができ、活気づく桑園エリア。
今後の街づくりの行方に注目です。