19日午前、秋田市の千秋公園の近くでクマの出没が相次ぎました。目撃情報は昼ごろで途絶えていますが、警察が周辺をパトロールして警戒を続けています。
秋田県の情報マップシステム「クマダス」によりますと、19日午前5時半ごろから7時半ごろにかけて、秋田市の千秋公園や竿燈大通り付近でクマの目撃情報が複数寄せられました。
午前7時半ごろには、秋田市大町の飲食店の防犯カメラにクマが歩く姿が映りこんでいました。クマは道路を渡り、旭川方面に進んだものと見られます。
千秋公園では10月末からクマの出没が相次ぎ、2週間以上立ち入り規制がかけられていましたが、11月13日に解除されています。市によりますと、公園の立ち入りを再び規制したり、箱わなを設置したりする予定はないということです。
クマが近くで目撃された秋田令和高校は、19日は臨時休校となりました。
クマはその後、千秋公園の北西に位置する保戸野地区でも目撃されていて、警察が周辺をパトロールして住民に注意を呼びかけています。