俳優の舘ひろしさんが主演映画のロケ先となった富山刑務所を訪れて受刑者に講話しました。
どんなメッセージを送ったのでしょうか。
*「港のひかり」主演 舘ひろしさん
「本当の意味での男。強くならなくてもいい。強くなろうとしてください」
刑務所の受刑者に語り掛ける俳優の舘ひろしさん。
現在公開中の映画「港のひかり」のロケ先となった富山刑務所を訪れて講話しました。
映画「港のひかり」は、北陸の港町を舞台に過去を捨てた元ヤクザの漁師と盲目の少年との絆を描いたヒューマンドラマで、主演の舘さんは自らを犠牲に少年のために生きる主役を演じます。
舘さんは映画に出演している笹野高史さんとともに訪れて、映画での役柄などを紹介して受刑者に語りかけました。
*「港のひかり」主演 舘ひろしさん
「挫折というのは次にジャンプするための準備。1回沈み込んでジャンプする、その沈み込みが挫折。誰かのために生きるのも一つだが強くなろうとする男でありたい」
受講した受刑者は225人。
人のために生きることの大切さを訴える2人の語りにじっと耳を傾けていました。
*「港のひかり」主演 舘ひろしさん
「男というのは強がっているけど弱いものだと思っている。強い男はいなくて、強くなろうとする男がいる。僕はそれが美しいと思っている」