北陸銀行で口座から不正に送金される被害が確認され、銀行は法人向けのインターネットバンキングによる振り込みを停止しています。
北陸銀行によりますと、不正送金の手口は「お客様情報が更新されていないため、このままだと取引に制限がかかる」という内容でフィッシングサイトに誘導され、会社情報やパスワードなどを盗み取られると、その口座から犯人のものと思われる口座に不正な送金が行われたということです。
銀行は被害件数や金額を明らかにしていません。
19日に企業や個人事業主に対して、北陸銀行の担当者を装う男からメールアドレスを聞き出される電話が少なくとも数十件あったということです。
北陸銀行は現在、法人向けのインターネットバンキングによる振込を停止していて、窓口での振込で対応しています。
インターネットでの振り込みの再開めどは立っていません。