皆さんは「ヨーヒンコージ」という言葉をご存じでしょうか。19日、土佐市の小学生がこの「ヨーヒンコージ」について地元の工事現場で学びました。
子どもたちが選んでいるのは「養浜工事」のためふるいにかけ、分けられた石です。「養浜工事」とは波によって浸食された海岸に再び人の手で砂を補充し敷きならすことで、高波や高潮などの災害を防ぎ自然環境を守ろうと行われる工事です。
19日、土佐市の養浜工事の現場に新居小学校の児童15人を招いたのは、高知市に本社がある建設会社・四国開発です。四国開発は土砂を機械でふるい分け、4センチ以下のものを新居海岸に運搬しならす工事をしています。
子どもたちは土が機械でふるいにかけられている様子を見学。残った4センチ以上の石に思い思いの絵を描いていました。
Q何描いた
小学3年生:
「ヌオー」
Qなぜ
「強いから。楽しいです」
小学2年生:
「クロミ!(工事の)機械がすごいと思った」
四国開発土木環境部・土居弘典 課長:
「子どもたちにこんな仕事をしてるとか、楽しそうだとか興味を持ってもらって、同じようにこれからも海を守っていくような仕事を一緒にしてもらいたい」
四国開発は今後もこのようなイベントを通じて、子どもたちに建設業界を知ってもらい担い手の育成につなげたいとしています。