特殊詐欺が依然後を絶ちません。警察官を名乗る男から「逮捕状を発行している」などと言われ、高知市の50代の女性が50万円をだましとられました。

11月13日、高知市に住む自営業の50代の女性のスマホに携帯ショップ店員をかたる男から「あなた名義の携帯電話から詐欺メールが送られていて捜査している」と言われ、大阪府警のイワタを名乗る男に電話が代わりました。このイワタにコミュニケーションアプリでやり取りしたいと言われ、言われた通り「トクリュウ対策本部捜査二課」をアプリ内で検索したところイワタにつながったということです。

その後静岡県警のモガミという人物から「逮捕状と差し押さえ許可状を発行している」「犯人なら3年から5年留置場」などと言われ、逮捕状の写真などが送られてきました。さらに検事のオイカワを名乗る男も登場し、「口座をすべて教えてほしい」「持っているお金を移動させて」と言われ、指定された口座に50万円を振り込み、だまし取られました。

2025年に県内で発生した特殊詐欺は11月18日時点で89件、被害は4億6796万円に上ります。

高知さんさんテレビ
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