高市総理が「非核三原則」の堅持を明言しないことについて、広島市の松井市長は「議論は重要だが非核三原則の堅持は当然」との認識を示しました。
【広島市松井一実市長】
「（非核三原則堅持は）日本政府が核拡散防止条約＝ＮＰＴを批准していることの当然の帰結と受け止めて良いのではないか」
これは、高市総理が「非核三原則」について「堅持」の方針を国会答弁で明言しないことについて松井市長が記者の質問に答えたものです。
松井市長は「非核三原則の堅持は当然」という認識を示しました。
また、松井市長はＮＰＴ＝核拡散防止条約に触れ、締約国には核軍縮を誠実に交渉する義務があり、非核兵器国には核不拡散義務があることを説明したうえで次のように述べました。
【広島市・松井一実市長】
「（非核三原則を破棄することは）ＮＰＴ批准をやめる、破棄する、そんな行為にもなるということも考えてほしいということを申し上げている」
