【上本 崇司 さん】
「上本です。どうもご無沙汰しております」
【福山市 枝広 直幹 市長】
「子どもたちに夢をありがとうございました」
19日、福山市役所を訪れたのは、今シーズン限りでカープを引退した上本崇司さんです。
上本さんは福山市松永町出身で、2012年にドラフト3位でカープに入団。
内外野問わず守ることが出来るユーティリティープレーヤーとして攻守にわたる活躍を見せました。
19日は枝広直幹市長に引退を報告し、10月におこなわれた引退試合で履いていたスパイクを市に寄贈しました。
引退試合とこのスパイクにはこんな裏話も…
【上本 崇司 さん】
「新井監督の方から(試合)前日の夕方に電話をいただきまして、明日の試合に出ろと言われまして。(急だったので)このスパイクを履くしかなくて」
【福山市 枝広 直幹 市長】
「福山市が寄付してほしいと無理を言って…」
【上本 崇司 さん】
「こちらこそありがとうございます」
スパイクは、11月5日から上本選手の地元にある「松永はきもの資料館」で展示されることになっています。
【上本 崇司 さん】
「このスパイクを見て、野球やカープに興味を持ってもらって野球をやりたいと思ってもらえるとありがたい」