アメリカのトランプ大統領はイギリスの公共放送「BBC」が自身の演説を恣意(しい)的に編集したとされる問題をめぐり、週明けにも法的措置を取る考えを示しました。
「BBC」は問題となった番組について、「誤った印象を与えた」と認めましたが「名誉毀損に当たる根拠もない」として、補償には応じない姿勢を示しています。
トランプ氏は14日、「BBCが不正を認めた」と強調し、週明けにも提訴する見通しを明らかにしました。
トランプ大統領は「来週にも10億ドルから50億ドルの範囲で彼らを訴えることになるだろう」と述べました。
トランプ氏側は適切な補償が行われなければ、少なくとも日本円で約1500億円を求めて提訴すると警告していましたが、今回の発言はそれを上回る額を示した形です。