アメリカのトランプ大統領は14日、コーヒー豆や果物などの農産物を相互関税の対象から除外したのは、物価上昇への対応だと説明しました。
ホワイトハウスは14日、トランプ大統領がコーヒー豆や果物など農産物に対する「相互関税」の範囲を修正する大統領令に署名したと発表しました。
除外の対象となるのは、コーヒー豆や紅茶、バナナ、オレンジなどの農産物のほか牛肉で、日本時間の13日午後2時すぎにさかのぼって適用されます。
相互関税の修正について、トランプ氏は記者団に対し、物価上昇への対応だと説明しました。
トランプ大統領:
私はいくつかの食品の価格を下げたいだけなんだ。ほとんどの食品は、関税を少し引き下げれば、価格が下がる。
トランプ氏はまた、「今後さらに関税の引き下げが行われるのか」との質問に対し「必要ないと思う」と述べ、さらなる修正は必要ないとの考えを示しました。