全国でクマ被害が相次ぐ中、東京・八王子の市長が市民をクマから守るため、狩猟免許を取得すると宣言しました。
狩猟免許を取得する意向を示したのは、八王子市の初宿和夫市長です。
八王子市の高尾山周辺でも熊らしき動物の目撃情報が相次いで寄せられています。
初宿市長は、「市の職員は市民を守ることが責務だ」としてクマから市民を守るため狩猟免許を取得することにしたということです。
初宿市長は、高校卒業後の1983年に海上自衛隊に入隊した自衛隊OBで、2026年2月に東京都狩猟会が主催する「初心者狩猟免許事前講習会」に参加します。
自民党のクマ被害緊急対策プロジェクトチームがまとめた提言では駆除にあたる人材の確保に向けて自衛隊・警察の退職者など人材育成などを挙げています。