17日、イタリア・クールマイヨールのスキーリゾートでカメラが捉えたのは、山肌に雪煙が舞い上がり、雪崩がスキーヤーたちをのみ込もうとする緊迫の瞬間です。
雪崩が起き、雪煙がゆっくりと山肌を落ちてきます。
その下にはスキーを楽しむ多くの人の姿がありますが、気づいていないのか落ち着いているように見えます。
雪崩は次第に大きな雪の塊となり、麓の大きな木々に達したころには辺りをのみ込もうとするほど巨大になり、スキーヤーたちに迫ります。
緊急事態に気づいた人たちが逃げるような様子も。
瞬く間にスキー場が雪崩の雪煙に覆われました。
地元のメディアによると、この雪崩によるけが人はいないということです。
付近では、この2日前にも雪崩が発生していて、コース外の自然の雪山を滑る「バックカントリースキー」をしていたとみられるフランス人3人が巻き込まれました。
数十分後に山岳救助隊に発見されましたが、いずれも死亡が確認されています。
さらに17日、スイス南部・バレー州にあるスキーリゾートでも雪崩が起きる様子がカメラに記録されました。
危険な雪崩は世界各地で発生しています。
アメリカ・カリフォルニア州では8人が死亡、1人が行方不明となる雪崩が発生。
「バックカントリースキー」のツアー中だったグループがのみ込まれました。
現在も、約50人態勢で捜索に当たっていますが、悪天候が続き作業は難航しているということです。
現場はバックカントリーの人気エリアで、事故当時、雪崩の危険度が高いとする警報が出されていました。
当局は、ツアー会社から当時の状況について詳しく事情を聴いています。
21日からの3連休は日本でも気温が上がり、雪崩や落雪に警戒が必要な季節外れの暖かさに。
積雪が多い北海道や東北では4月並みの暖かさとなる見込みで、最新の情報に注意が必要です。