引退した路線バスの車両をサウナに改造した移動型サウナバスが熊本初上陸した。熊本市のオアシス『江津湖』のほとりで、11月9日に移動型サウナバスを堪能するイベントがあった。
江津湖のほとりにやってきたのはサバス
11月9日、熊本市動植物園にやって来た1台のバス。一見、路線バスのようだが、実は、引退した路線バスの車両を改造した移動型のサウナバス、その名も『サバス』だ。

全ての水道水を地下水で賄う熊本市は、この豊かな水資源を生かし『水の国くまもとサ旅』と題した観光プロモーションを展開。今回、『サバス』とのコラボイベントを初めて開いた。

この日は、県内外から65人が参加。バスの車内で本格的な薪サウナを楽しんだ後、水風呂に入って〈ととのう〉を体感した。また、会場に設けられたテント型のサウナでは、タオルなどであおぎ参加者に熱風を送るパフォーマンス『アウフグース』を堪能していた。

福岡からの参加者は「熊本のサウナ、本当に最高で、何しろ水がいい。〈水の都〉だと思っているので、もっと水を生かしたイベントをやってもらえたら」と話した。

参加した人たちは『江津湖』を眺めながら通常のサウナ施設では味わうことができないぜいたくなひと時を過ごしていた。
(テレビ熊本)
