1カ月の倒産件数が、2025年最多となりました。
帝国データバンクによりますと、10月の企業の倒産件数は965件で、前の月より50件以上増え2025年最多となり、年間では12年ぶりの1万件超えが見込まれるとしています。
サービス業が最多の243件で、人件費や原材料費の高騰などの影響を受け、小売業でも200件を超えました。
また、医療機関の倒産は1月から10月までで56件となり、過去最多だった2024年の同じ時期を上回るペースで推移していて、物価高や賃上げに見合った診療報酬の引き上げが進んでいないことなどが収益悪化の要因となっているとみられます。