都営の交通機関をめぐる工事に談合の疑いです。
関係者によりますと、公正取引委員会は独占禁止法違反の疑いで、東京都交通局と複数の土木会社に立ち入り検査を始めました。
都営地下鉄など東京都が運営する交通機関の保守工事の入札をめぐって、落札会社をあらかじめ調整する談合を繰り返していた疑いです。
立入検査の対象は東京都交通局のほか、東京の「東鉄工業」「坪井工業」など6つの土木会社で、三田線、新宿線、浅草線、大江戸線といった都営地下鉄や、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーのあわせて6路線に関わる工事で不正があったとみられています。