育ち盛りの子どもたちについて心配な話題です。実は愛媛は朝ごはんを毎日食べる割合が「全国ワースト2位」なんです。そこで朝食を食べる大切さを学校と民間企業が連携して伝える取り組みを取材してきました。
西予市の宇和中学校では11日、県教育委員会と栄養食などを製造する大塚製薬が連携して「朝食摂取セミナー」が開かれました。実は愛媛、中学2年生に朝食の習慣について尋ねた調査で…
先生:
「47都道府県の中で愛媛県は46位。下から2番目という結果が出ています」
「毎日食べる」と答えたのは男子が78%、女子が70%で、どちらも全国ワースト2位なんです。
セミナーでは、大塚製薬の担当者が、朝食は学力や体力と密接に関わっていることを生徒に説明。
大塚製薬の担当者:
「国語、数学、英語で朝ごはんを食べる子ほど点数がいいものだったりとか、あとは体力の面でも、体力テストの結果がよかったりとか。ぜひまずは『朝食を取る』というところを意識していただければと思う」
またタンパク質やビタミンなどの「5大栄養素」をバランスよく取ることで、集中力の向上にもつながると朝食のメリットを伝えていました。
【食べる】3年生:
「白ご飯とヨーグルトとバナナとかいっぱい食べる。運動とかいっぱいするんですけど、その時にいっぱい動けるようになります」
【食べない】3年生:
「食べてないです。時間がないのと食欲が湧かないから。(これからは)食欲が湧かなくても食べられる程度で食べていきたい」
今後も県内の学校でセミナーを開き、朝食の摂取率の向上をめざすとしています。
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