アメリカ連邦政府の予算切れによる政府機関閉鎖の影響で、全米の航空便が10%から20%程度減便となっていることを受け、トランプ大統領が「すべての航空管制官は直ちに仕事に戻れ!!!」と怒りの投稿です。

アメリカのトランプ大統領は10日、自身のSNSに「すべての航空管制官は直ちに仕事に戻れ」と呼びかけました。

また、職場復帰しなかった場合には「大幅な減給があるだろう」と、脅しともとれる言葉を投げかけました。

一方で、トランプ大統領は「(閉鎖の間も)勤務を続けた人々は真の愛国者だ」とたたえ、「休暇を取らなかった管制官には、1人あたり1万ドル(約150万円)のボーナスを推奨する」と投稿しました。

連邦政府の予算が切れたことで多くの政府職員が離職や休職を強いられる中、航空管制官はエッセンシャルワーカーと位置づけられ、無給での勤務を続けていますが、欠勤も増え、ホリデーシーズンを前に航空便が減便になるなど混乱が広がっています。

フジテレビ
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国際取材部
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