11月10日午後3時30分ごろ、北海道苫小牧市晴海町の道道で、東方向に走行していたトレーラーをけん引中のトレーラーヘッドが右折する際、左後ろのタイヤ2本が外れ、1本が対向車線の大型トレーラーにぶつかりました。

 運転していた60代の男性から「左後輪のタイヤ2本が脱落し、他の人のトレーラーに衝突した」と110番通報がありました。

 はがれたタイヤのうち1本は、大型トレーラーの右側に衝突し、車体が凹みましたが、運転手にケガはありませんでした。

 もう1本はそのまま転がり歩道上で止まりました。人や建物への被害は確認されていません。

 警察によりますと、この車は約2週間前、自社の整備工場で冬タイヤに交換していて、運転手の男性は「事故前に異常は感じなかったが、右折時に車体の傾きを感じ、まもなく転がっていくタイヤが見えた」と話しています。

 警察は、タイヤを交換した時はナットの緩みの確認や違和感を覚えたときは運転を中止し、点検するよう呼びかけています。

北海道文化放送
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