唐津市の名護屋城跡が国の特別史跡の指定を受けて70周年になることを記念した展示会が開かれています。

この展示会は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の拠点としての名護屋城の築城から政治や文化の中心となった繁栄の様子を紹介しています。

こちらは、名護屋城を中心に大名が構えた陣屋を表す絵図で幟旗や柵なども細かく描かれています。
今年博物館に寄贈されたもので公開は初めてです。

こちらは島根県の大名・亀井家の西洋のシャツです。
武将も西洋の服を好んで着たとされ、新しい文化に関心を持っていた様子がうかがえます。

このほか、豊臣秀吉が朝鮮にいる加藤清正に送った朱印状など名護屋の歴史にまつわる資料が約50点展示されています。

【徳永慧 学芸員】
「当館で初めて展示する資料もあるひさしぶりにご覧いただける資料もある。親子連れの方から歴史に興味ある人まで幅広く楽しんでいただける内容になっている」

この展示会は、県立名護屋城博物館で11月24日まで開かれています。

サガテレビ
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