作品に描かれた「赤」をテーマに、さまざまな時代・様式の焼き物を集めた展覧会が有田町で開かれています。

【十四代 今泉今右衛門さん】
「有田の初期のころから現代にいたるまで色んな赤が作られています、それぞれの赤の雰囲気を楽しんでいただければ」

有田町の今右衛門古陶磁美術館では定期的に企画展を開いています。
今回のテーマは「やきものの赤」
会場には有田町などで焼かれた「赤」が印象的な作品を中心に、焼き物の絵付けに使う絵の具など146点の作品が展示されています。

約400年前の深く落ち着きのある「赤」が特徴の「初期伊万里」の作品や、江戸時代中期の金や温かみのある白が「赤」を引き立てる華やかな作品のほか、明治以降の歴代今右衛門による「赤絵」の作品まで、さまざまな「赤」を楽しむことができます。

【十四代今泉今右衛門さん】
「柿右衛門様式の赤は華やいだ赤、そして鍋島の赤は落ち着いた赤と、それぞれの様式によって違う赤が作られておりますので、それぞれ美しい赤だと思いますので、楽しんでいただければ」

「やきものの赤」は有田町の今右衛門古陶磁美術館で12月21日まで開かれています。

サガテレビ
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