秋の褒章受章者が発表され、県内からは2つの団体と、女性3人を含む11人が選ばれました。石川県在住者の受章者を紹介します。

奉仕活動で社会に貢献した団体に贈られる緑綬褒状は、環境美化奉仕団体で七尾市の「のとしんボランティアーズ」と、在宅福祉等奉仕団体で小松市の「ふれあいグループ」が選ばれました。

業務に励み模範となった人に贈られる黄綬褒章には、石川県官報サービスセンター所長で金沢市の宇都宮元樹さん、酒井啓子洋裁教室主宰で内灘町の酒井啓子さん、向瀬造園取締役で、宝達志水町の中村茂好さん、押水グリーンセンター社長で宝達志水町の松田茂樹さんの4人が選ばれました。

スポーツや芸術、文化の分野で優れた業績を挙げた人に贈られる紫綬褒章は、漆芸作家で輪島市門前町の水口咲さんが受章しました。
水口さんは長年にわたり、漆芸作家として伝統的な漆芸技法を高度に体得し、その技法を生かした温和で清新な作風を確立。芸術性あふれる作品を数多く発表して、我が国の伝統工芸の保存及びその向上に多大な貢献をしたことが功績としてあげられています。

公共の事務に尽力した人などに贈られる藍綬褒章には、自然公園指導員で金沢市の荒木光広さん、元民生・児童委員で金沢市の佐々木秀雄さん、七尾市消防団分団長で七尾市中島町の芝田勇さん、保護司で金沢市の新谷留美さん、元石川県小売酒販組合連合会会長で小松市の手塚清明さん、石川県石油商業組合理事長で小松市の吉原慎吾さんの6人が選ばれました。


このほか、石川県関係では、大阪労働局地方労災医員で大阪府東大阪市の家出清章さんが、藍綬褒章に選ばれています。
(石川テレビ)
