秋篠宮家の次女・佳子さまは、10月7日、滋賀県を訪問し国民スポーツ大会のバスケットボール競技を観戦したほか、聴覚障害者の就労支援施設を視察されました。翌8日は総合閉会式に出席後、県立伊吹高校を訪問し書道パフォーマンスをご覧になりました。
聴導犬の活動「たくさんの人に知ってもらえるといいですね」
秋篠宮家の次女・佳子さまは、10月7日から2日間の日程で滋賀県を訪問されました。
大津市で観戦されたのは、国民スポーツ大会のバスケットボール少年男子決勝戦。
佳子さまは「すごいスピードですね」と巧みなパスの技術に感心されていたということです。
続いて、米原市にある聴覚障害者の就労支援施設に足を運ばれました。佳子さまは全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職員です。
シールを貼ったりネジなどを袋に詰めたりする内職作業を見学し「きれいに貼れていますね」、「袋に詰めるのが速いですね」などと手話でにこやかに交流されました。
さらに、耳が聞こえにくい人をサポートする「聴導犬」の活動をご視察。
聴導犬は目覚まし時計や玄関のチャイムなど、生活の中の音を知らせるよう訓練されています。
佳子さまは、まだ数が少ない聴導犬の現状について説明を受け、「聴導犬はまだ分からない人もたくさんいると思うんですけど、一番伝えたいことって何ですか?」と尋ね、「もっとたくさんの人に知ってもらえるといいですね」とエールを送られました。
地元高校生の書道パフォーマンスに拍手
翌8日には、彦根市で国民スポーツ大会の総合閉会式に出席されました。
今年は男女総合、女子総合ともに滋賀県が優勝。
佳子さまは天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)をそれぞれ手渡し健闘を称えられました。
閉会式の後、米原市にある県立伊吹高校をご訪問に。
大きな紙に書道部員15人が筆を受け渡しながら字を書き上げるパフォーマンスをご覧になった佳子さま。
「墨人魂」(すみんちゅだましい)と力強く書かれた作品に大きな拍手を送られました。
佳子さま:
書道パフォーマンスのどういうところが好きで入部をされたんですか?
生徒:
新入生歓迎会のときに書道パフォーマンスを見て、私もしたいと感じて入りました。
佳子さま:
すごく惹かれるものがあったんですね。これからもがんばってください。
お帰りの際、生徒たちの見送りを受けられた佳子さま。一人一人と笑顔で交流していらっしゃいました。
(「皇室ご一家」10月26日放送)
