春のクラシックホース不在で混戦模様となった菊花賞。
3冠最終戦を制したのは1番人気のエネルジコ。
スタート直後は後方を追走し、徐々に位置を上げると4コーナーでは先頭集団を射程圏内にとらえた。
直線では雨をものともしない末脚で一気に抜け出すと、最後は2馬身差をつけてゴール。
ドゥラメンテ産駒の最終世代からクラシックホースが誕生した。
鞍上のC.ルメール騎手は、23年ドゥレッツァ、24年アーバンシックに続く、史上初の菊花賞3連覇を達成。
また、レジェンド武豊騎手に並ぶ菊花賞最多タイ5勝目を挙げ、“令和の菊男”の名を確固たるものにした。