原油の供給不足への警戒感が一段と高まる中、値上がりの波が食品にも広がる懸念が強まっています。
食用油や、揚げ物にも影響が波及する可能性が出てきました。
都内のとんかつ店ではロースやひれなど毎日100食分が揚げられていて、使っているのが「ラード」ですが、今、心配しているのが今後の値上がりです。
原油供給が減っていけば、植物油などが原料になるバイオ燃料の需要が高まって、食用の油やラードなどの価格を押し上げる懸念が出ています。
特選とんかつ すぎ田・佐藤光朗さん:
(影響は)すごく感じております。不安です。今後、まだまだ上がっちゃうのかと。
ラードの価格はこのところ上昇傾向にありますが、さらに引き上げられることが現実味を帯びてきたといいます。
特選とんかつ すぎ田・佐藤光朗さん:
まだまだ値段が落ち着かないと思うので、直撃でございます。対岸の火事ではなかったんですね。
食用油をめぐっては、大手3社がすでに4月からの値上げを予定していますが、あるメーカーは「さらなる価格改定をせざるを得ない場面も想定される」と話しています。
影響が揚げ物など身近な食品に広がる懸念が強まっています。