異例の豊漁が続くスルメイカを巡り、水産庁が「小型イカ釣り漁」を停止させる命令を出す方針を固めた。スルメイカ漁の停止命令が出されるのは初めて。

スルメイカを巡っては、海水温や黒潮の流れの変化が指摘される中、近年にはない豊漁が続いている。2025年度の「小型イカ釣り漁」による漁獲枠は4900トンであったが、実績はすでに5388トンあまりに達し、漁獲枠を大きく超過している。
この状況を受け、水産庁は「小型イカ釣り漁」について、10月末にも停止命令を出す方針。

底引き網漁などは漁獲量が上限に達していないため今後も漁を続けられるが、漁業関係者からは今後の価格上昇を懸念する声が上がっている。
(「Live News days」10月24日放送より)
