『特撮レジェンド婚』としてSNSで話題となったあの2人が、講演を行いました。
ことし5月、芦北町に婚姻届を提出し、その後、町に移り住んだ人気特撮シリーズのヒーローとヒロインが『夢』について子どもたちに語りかけました。
【岡崎 徹さん】
「芦北町に住んでわずか2カ月。〈本当にすばらしい所だ〉と心から思う。みんな、の町を大事にしていこうね、本当にすばらしい所だから」
23日、芦北町の佐敷中学校で、町の合併20周年を記念して講演会が開かれ、佐敷校区の小・中学生と保護者合わせて約300人が参加しました。
講師を務めたのは岡崎徹さんと、ひし美ゆり子さん夫婦。
2人は人気特撮シリーズのヒーローとヒロインで、ことし5月、芦北町役場に婚姻届を提出し、その後、町に移り住みました。
岡崎さんは仮面ライダーアマゾンで主役の山本大介役を務め、ひし美さんはウルトラセブンでアンヌ隊員を演じました。
【岡崎 徹さん】
「夢を持つことはとても楽しい。夢がかなったら、もっともっと楽しいはずだ」
2人は『夢』をテーマに講演。
「うまくいかないときも自然体で、前向きに、夢をかなえるために努力を重ねてほしい」と語りかけました。
【ひし美 ゆり子さん】
「〈東京以外で暮らしてみたいな〉という夢を、77歳になって、やっと夢を持った。子供のときは夢がなかったのに」
岡崎さんは以前から親交があった芦北町在住の漫画家、村枝賢一さんの誘いで移住を計画。
ひし美さんに「一緒に暮らそう」と提案したところ、話がトントン拍子で進み、今に至ったといいます。
【佐敷中3年の女子生徒】
「2人が夢について『悩んでもいいし、努力も実る』と言われていたので、いい話だった」
【佐敷中3年の男子生徒】
「『後ろ向きにならず、前向きに行くことが大事』と言われていたので、〈ポジティブに前向きに考えていきたい〉と思った」
2人は、来月にも村枝さんと一緒に町内にカフェを開く予定で、子供たちに「ぜひ遊びに来て」と呼び掛けました。