22日、東京都心の日中は12月中旬並みとなる師走の寒さとなりました。
全国的に寒気や雨の影響で今シーズン一番の寒さを各地で観測しています。
雨が降り、秋の風が吹く京都市内で行われたのが、京都三大祭の1つ「時代祭」です。
平安時代から明治維新までの歴史上の人物に扮(ふん)し、華やかな衣装を着た人々や馬車などの行列が秋の古都を練り歩きます。
祭りが始まった正午の気温は14.9度と、11月中旬並みの寒さでした。
朝から冷たい雨が降り続く関東の日中も、気温は上がりませんでした。
22日午後2時過ぎ、東京・浅草の気温は11.8度と12月中旬並みの寒さとなり、雷門前でも厚着をしている観光客の姿がありました。
浅草・雷門前は季節が2カ月先に進んだことで冬の服装が目につきました。
マレーシアから訪れた外国人観光客:
めっちゃ寒いです。とても寒いからカイロで手を温めている。ドラッグストアで買った。カイロ良いね。
訪れた観光客がぶるぶると寒がる中、半袖姿の外国人観光客もいました。
オーストラリアから訪れた外国人観光客:
とても良い天気、ちょうど良い気温です。(Q.寒そうだが?)寒くない。半袖に冷たい飲み物飲んでいます。
この師走のころのような寒さの中、豚汁専門店ではオープン前から行列ができていました。
寒くても並んで食べたいのが、野菜がたっぷり入った豚汁。
サラダや小鉢がついて、価格は1000円です。
寒さを体の中から温めてくれる豚汁に人気が集まっていました。
とん汁丸二・中澤譲店主:
寒くなると温かい豚汁とか食べたくなる。これからはうちにとっていい季節かなと思います。
都内のスーパーでも、この寒さを見込んで鍋物野菜がずらり。
しかも、白菜が4分の1カットで77円で並んでいました。
スーパーイズミ 業平店・五味衛社長:
鍋商品がさまざま。野菜がいっときよりも安くなっていますので、お客さん呼ぶチャンスだなと。
23日は全国的に天気が回復しますが、朝は東京都心など広い範囲で寒くなりそうです。
日中との寒暖差による体調の変化に注意が必要です。