東日本大震災が発生した2011年から被災地の支援活動を続けている、Jリーグの浦和レッズが、10月22日に岩手県大槌町でサッカー教室を開きました。
浦和レッズは、被災地の子どもたちを笑顔にしようと、2011年から毎年、県内を中心にサッカー教室を開催しています。
22日は、2024年に引退した元日本代表の興梠慎三さんやコーチ合わせて12人がおおつちこども園を訪れました。
サッカー教室には24人の園児が参加し、はじめにボールを使った遊びやシュートの練習をしました。
このあと試合が行われると、子どもたちが一生懸命ボールを追いかけ、ゴールが決まる度にグラウンドに歓声が響いていました。
参加した園児からは「“地球丸ごと”楽しかった」「シュートしたり、練習でグルって回ってから蹴るのが楽しかった」などの声が聞かれました。
浦和レッズ 神野真郎コーチ
「我々が伝えている、一生懸命だったり、楽しむ心だったり、思い入れを持ちながら、色々なことに挑戦して夢をかなえてほしい」
このサッカー教室は、被災3県で開かれ、これまでに約6000人が参加してきましたが、今回で一区切りになるということです。
(岩手めんこいテレビ)