高市内閣が22日から本格始動です。
新たに入閣した大臣らが初めて担当の官庁に登庁し、退任する大臣からの引き継ぎを受けるなどしています。
初入閣の小野田紀美経済安保相は午前9時半過ぎに登庁し、内閣府の職員らの出迎えを受けました。
小野田経済安保相は職員からの拍手に応え、繰り返し頭を下げていました。
また、国交相に自民党の議員として約16年ぶりに就任した金子恭之国交相は、職員に笑顔を見せていました。
財務省では職員の拍手に迎えられ、片山さつき新財務相が初登庁し、そのあと引き継ぎに臨みました。
新旧の財務相ともに、財務省の前身である大蔵省の出身です。
膨らみ続ける予算や、新しい与党の枠組みでの税制改正など、懸案山積の中での引き継ぎです。
農林水産省では、小泉前農水相が在任中を「激動」とふりかえり、鈴木新農水相を激励しました。
そのあと小泉前農水相は、職員の見送りに手を振って応え、農水省をあとにしました。