退職代行「モームリ」を運営する会社が、依頼者を弁護士に斡旋し違法に紹介料を受け取っていた疑いが強まったとして、警視庁が強制捜査に乗り出しました。
警視庁が家宅捜索に入ったのは、東京・品川区にある退職代行「モームリ」を運営する「アルバトロス」や弁護士事務所などです。
「モームリ」は、退職を希望する本人に代わって会社に辞める意思を伝えるサービスを展開しています。
弁護士以外の人が報酬を目的に法律事務の仕事を斡旋することは禁止されていますが、捜査関係者によりますと、「モームリ」では退職希望の依頼者を弁護士に紹介し、紹介料を受け取っていた弁護士法違反の疑いが強まったということです。
警視庁は、押収した資料を分析し全容解明を進める方針です。