越前市ではここ数年、地元の食材にこだわった「越前おろしそば」など3つの麺料理を市の新たな名物として売り出しています。この新たな麺料理が、今年もたけふ菊人形の会場に登場します。20日は、新商品も加わりバージョンアップしたメニューが披露されました。
越前市では、地元で栽培されているそばを使った「越前おろしそば」、小麦を使った「中華そば」、そして、六条大麦を使った「越前六麦麺」を新たな名物料理として売り出しています。
その3種類の麺料理をPRする「秋の三大めん祭り」が10月29日に開かれます。
このイベントは市内の麺業組合が企画して今年で3回目を迎えるもので、毎年、たけふ菊人形の開催期間中に開いています。
20日は関係者向けに会場で提供されるメニューの試食会が行われました。
食材はすべて県内産ですが、「越前おろしそば」と「中華そば」は麺だけでなくネギやチャーシューまですべて越前市産のものです。
福山千奈アナウンサーも試食させてもらいました。まずは中華そば―
「小麦の香りも感じて、スープと絡んでおいしいです」
さらに今年は麺以外のメニューも初登場。県産のそばの実を使ったチャーハンは―
「そばの実のプチプチとした食感が楽しいし、おいしいです」
武生麺類業生活衛生同業組合の金子康幸組合長は「地産地消で越前市産の食材を使用しているので、是非とも越前市の味をご賞味いただければ」と話しています。
越前市の「秋の三大めん祭り」は10月29日に武生中央公園で行われ、それぞれ数量限定で販売されます。