石破首相は18日、職務中に亡くなった警察職員らの慰霊祭に出席し、「職務に対する強い誇りと使命感、他者に対する思いやりと献身、そして勇気ある決断と行動に、深甚なる敬意と感謝の念を捧げる」と哀悼の意を示した。
また石破首相は「多発する特殊詐欺、サイバー空間における深刻な脅威、痛ましい交通事故など、様々な治安上の課題が存在をしている」と指摘した上で、「犯罪や災害の脅威から守るという責務を全うし、安全で安心できる日本を次の世代に引き継いでいく」と強調した。
東京都千代田区のホテルで行われた慰霊祭には、遺族や警察関係者ら約100人が出席し、交通事故の対応中にトラックにはねられ、亡くなった山口県警の29歳の警察官や、川で溺れていた中学生を救助し、亡くなった14歳の男子中学生など、5人の名簿が奉納された。